プラスチック製ウォーターボトルの再利用に伴う健康リスクは?

米国で販売されているプラスチック製ウォーターボトルの多くは、ポリエチレンテレフタレート(PET)で作られています。軽量で酸素・二酸化炭素を遮断し、割れにくい特性から飲料水だけでなく、電子レンジ対応の食品トレイやラップにも広く利用されています。米国食品医薬品局(FDA)はPETの安全性を徹底的に検証し、飲料ボトルの材料として安全であると認めています。

健康リスクを評価するテスト

科学的テストでは、PETが食品や水にどれだけ成分を移行させるか、移行した成分が人体に有害かどうか、そして長期使用時に細菌汚染が起きるかを測定しています。測定限界は極めて低く、検出されたプラスチック化合物の移行量はすべて許容範囲内でした。FDAは、PET製ボトルの使用・再利用は安全であると結論付けています。

細菌感染や汚染のリスク

使用間の洗浄をコップや他の容器と同様に行えば、PETボトルは他のプラスチック容器と比べて特別な汚染リスクはありません。実際、メーカーは長期使用を想定した設計(洗いやすい形状・素材)でボトルを製造しています。FDAの長期保存・繰り返し使用シミュレーション試験でも、定期的に飲料を摂取しても健康への脅威は認められませんでした。

凍結・加熱によるリスク

FDAは、PETボトルを凍結した際にジオキシンが放出されるという科学的根拠はないとしています。ジオキシンは摂氏約371度以上の高温でのみ生成されるため、凍結や通常の冷凍庫温度では発生しません。また、Mayo Clinic の栄養士カトリーヌ・ゼラツキー氏によれば、プラスチック容器を電子レンジで加熱してもジオキシンが食品に移行することは確認されていません。

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