廃水処理への連邦補助金

米国環境保護庁(EPA)は2004年に、老朽化した処理施設が原因で毎年数億ガロンもの未処理下水が流出していると推計しています。この問題を解決するため、EPAや他の連邦機関は地方自治体の処理施設の改修・拡張を支援する助成金や融資を提供しています。

直接助成金

  • 農務省農村公共事業局(Rural Utility Service)は、人口1万人未満のコミュニティに対し、水道・下水道施設の整備を支援する助成金を提供しています。その他、EPAのコロニアス・プログラム(メキシコ国境沿いの貧困地域向け)や、保健福祉省インディアン保健サービスの衛生施設建設プログラムなどがあり、ネイティブ・アメリカンコミュニティにも技術支援を行っています。

ブロック助成金

  • 住宅都市開発省(HUD)は、コミュニティ・デベロップメント・ブロック・グラント(CDBG)プログラムを運営しています。州が資金を受け取り、各自治体は州の担当機関を通じて下水処理を含む様々なプロジェクトに応募できます。また、商務省はアパラチア地域委員会に資金を供与し、同地域の下水処理施設の建設・拡張など経済開発プロジェクトに活用されています。

リボルビング・ローンプログラム

  • EPAはクリーンウォーター州リボルビング・ローン基金(CWSRLF)を通じて、州が低金利ローンを地方自治体に提供できるよう資金を交付しています。自治体が返済すると、その資金は再び他の自治体へ融資されます。さらに、人口3,000人未満のコミュニティ向けにリボルビングローンの負担軽減を目的としたハードシップ助成金も実施しています。

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