公衆衛生におけるスクリーニングの重要性と効果
ワシントン大学によると、スクリーニングは公衆衛生実践の重要な要素です。感度・特異度の高い検査を用いて、健康に見えるリスク集団の個人から疾病を早期に検出します。
予防(二次予防)
マリー=ジェーン・シュナイダー著『公衆衛生入門』では、原因が不明な疾患や一次予防が困難な遺伝性疾患に対して、スクリーニングが二次予防として機能すると説明されています。
早期発見
スクリーニングにより疾病の早期発見が可能になり、陽性と判定された人は適切な医療を迅速に受けられます。
生活の質の向上
早期に疾病を発見・治療することで、治癒率が上がるケースや、治療が不可能でも症状の重症化や合併症を抑えることができます。その結果、患者の生活の質が向上します。
主なスクリーニング対象
公衆衛生の分野で効果が実証されているスクリーニングには、以下が含まれます。
- 乳がん、子宮頸がん、結腸がん、皮膚がん
- 性感染症
- 高コレステロール血症
- 結核
- 糖尿病
- 新生児の遺伝性疾患
