Lactobacillus acidophilus の特徴と概要
Lactobacillus acidophilus(ラクトバシラス・アシドフィラス)は小腸や膣に常在し、病原菌の侵入を防ぐ代表的なプロバイオティクスです。安全性が高く、医療や健康食品で広く利用されています。
歴史
1970年に科学者らが L. acidophilus を単離・特性解析し、1970年代半ばから健康効果を謳った商品化が始まりました。
形態
形態は棒状(桿菌)で、NCFM株のゲノムは約1,993,564塩基対から構成されています。DNA と RNA が細菌の基本構造単位です。
サイズ
長さは約2〜10µmで、赤血球(約8µm)と同程度の大きさです。
グラム染色
グラム染色は陽性で、ペプチドグリカンが豊富に含まれ、細胞壁に網目状の構造と形状を与えます。
培養条件
温暖で酸性、嫌気性の環境を好み、最適培養温度は約40℃(夏の暑い日程度)です。
健康効果
ビタミンKやラクターゼ(乳糖分解酵素)を産生し、ビタミンK欠乏や乳糖不耐症の改善に寄与します。また、アシドリン、バシトシン、ラクトシジンなどの抗菌物質を生成し、病原菌の増殖を抑制します。
