バイオハザードのレベル別危険一覧
安全リスクを語るとき、ほとんどの人は床の乱れや滑りによる転倒、重機による挟まれ事故などの明らかな危険を思い浮かべます。しかし、米国疾病予防管理センター(CDC)はバイオハザードを4つのレベルに分類しています。バイオハザードに日常的にさらされる職種は限られますが、重度の汚染や感染は致死的になることもあり、軽視できません。
レベル1バイオハザード
細菌やその他の微生物が該当します。細菌は空気(くしゃみなど)や皮膚接触で人から人へと伝播しやすいですが、長期的な健康リスクは比較的低いです。手袋やマスクの使用だけで多くの感染は防げます。実験室では、潜在的に有害な細菌が付着した物品は専用の廃棄容器に分別して処理します。
レベル2バイオハザード
ウイルスや重症化しやすい細菌が含まれ、健康への影響が長引く可能性があります。麻疹、インフルエンザ、サルモネラ中毒などが代表例です。これらに近い環境で作業する際は、手・目・体全体の保護具を使用し、汚染物の取り扱いに細心の注意が必要です。
レベル3バイオハザード
致死性が高く、適切な治療が求められるウイルスや細菌です。マラリアやツェツェ病などが該当し、感染すると放置すれば致命的です。取り扱いには専門的な訓練が必須で、全身防護スーツに加えて手袋、ゴーグル、マスクを常時装着します。
レベル4バイオハザード
最も危険度が高く、既知の治療法がないか、致死率が極めて高い病原体です。エボラ出血熱やデング熱などが代表例です。作業者は密閉型ハザードマットスーツ(HAZMATスーツ)を着用し、独立した酸素供給装置を使用しなければなりません。
