耳栓は耳感染症のリスクを高める?予防と対策まとめ
耳感染症とは
耳感染症は年齢を問わず起こり得る疾患です。特に子どもに多いですが、成人でも症状が重くなると仕事を休むほどの影響があります。主に細菌が原因ですが、真菌による感染もあります。最も一般的なのは中耳炎(otitis media)で、鼓膜のすぐ奥にある中耳が炎症を起こします。
症状
主な症状は感染した側の耳の痛みと耳が詰まった感覚です。聴力低下や全身の倦怠感、下痢・嘔吐といった症状を伴うこともあります。乳幼児の場合は、泣き止まない、イライラ、発熱が耳感染症のサインです。
治療法
耳感染症の治療には、痛みと炎症を抑える点耳薬が用いられます。症状は数日で改善しますが、医師の指示通りに投薬期間を守ることが重要です。抗炎症剤で痛みや熱を和らげ、重症例では経口抗生物質が処方されます。
予防・対策
水が耳に入ることが感染のきっかけになるため、特にチューブ留置術を受けた子どもや感染しやすい人は、入浴や水泳時に耳を保護することが有効です。医師は防水性の耳栓やフィット感の高いキャップを勧めることがありますが、シャワー時の使用は推奨されません。
注意点
防水性の耳栓はすべての人に効果があるわけではなく、逆に耳道の皮膚を刺激し、感染リスクを高める場合があります。皮膚が傷つくと防御力が低下するため、刺激の少ない綿球(石油系軟膏でコーティングされたもの)などの代替品を検討するとよいでしょう。
