エクセドリンを毎日服用するリスクは?
成分
エクセドリンはアセトアミノフェン、カフェイン、アスピリンの3つの成分で構成されています。アセトアミノフェンは鎮痛・解熱作用を持つ鎮痛剤、カフェインは中枢神経を刺激し血管の筋肉痙攣を緩和して血流を改善し、アスピリンはサリチル酸系薬剤として痛み・熱・炎症を引き起こす物質の生成を抑制します。
子供への注意事項
発熱やインフルエンザ、帯状疱疹などの症状がある子供や思春期の若者はエクセドリンを使用すべきではありません。アスピリンが含まれているため、レイ症候群という重篤かつ致命的な状態を引き起こす恐れがあります。また、妊娠中の女性がアスピリンを摂取すると胎児の心臓に障害が生じる可能性があり、出生体重の低下やその他の危険も報告されています。母乳中にも成分が移行するため、授乳中の赤ちゃんへの影響にも注意が必要です。必ず薬剤の警告ラベルと使用説明を確認してください。
警告
エクセドリンはNSAID(非ステロイド性抗炎症薬)であり、アスピリンに対する重篤なアレルギー反応(じんま疹、喘鳴、ショック、顔面腫脹)を起こすことがあります。胃腸出血のリスクも高く、特に60歳以上、過去に潰瘍や胃出血の既往がある方、抗凝固薬やステロイドを使用中の方、他のNSAIDと併用する方、1日3杯以上のアルコールを摂取する方、指示された用量・期間を超えて使用する方は注意が必要です。
アセトアミノフェンは過剰摂取により肝臓障害を引き起こす可能性があります。24時間以内に2錠を超える、他のアセトアミノフェン含有製剤と併用する、またはアルコールと同時に摂取するとリスクが増大します。
カフェインを含む製品と同時に服用すると、カフェインの副作用(不安、心拍数増加、睡眠障害)が増強されます。
副作用
軽度の副作用としては胃の不快感、胸やけ、神経過敏、不眠などがあります。重度の場合は激しい吐き気・嘔吐・腹痛、皮膚の紅斑・腫脹、発熱と共に食欲不振や暗色尿、黄疸、血便やコーヒーかす様嘔吐、失神、黒色・血性・タール状の便、3日以上続く発熱、10日以上続く疼痛、耳鳴りや難聴などが報告されています。上記は全てではなく、個々の症状に応じて医師へ相談してください。
エクセドリンを毎日服用する危険性
エクセドリンに含まれる成分は、長期間の使用により健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。特に他の薬剤と併用したり、同様の成分を含む製品を同時に使用した場合、胃潰瘍や内部出血、腎機能障害、最悪の場合は死に至ることもあります。米国消化器学会によると、NSAIDの定期的な摂取は胃潰瘍の第二の主因とされています。したがって、エクセドリンは指示された用量と期間を守り、医師の指導のもとで使用することが重要です。
