クリーンルームのプロトコル

クリーンルームは、医療・科学研究施設で使用される、人工的に作られた超無菌環境です。微細な作業中に汚染物質や不純物を極力排除することを目的とし、出入りや服装、環境管理に関する厳格なプロトコルが定められています。

個人衛生

クリーンルームに入る前に必ずシャワーを浴び、皮膚疾患やフケは事前に対処します。入室前の喫煙は禁止され、チューインガムやタバコの持ち込みも禁止です。化粧品は使用せず、顔の毛はすべて覆います。

適切な服装

足全体を覆う靴を必ず着用し、ジャケットや帽子、フリースなどの外衣は脱ぎます。繊維がはがれやすい衣類は避け、袖のないシャツ、ショートパンツ、スカート、アクセサリーなどは持ち込み不可です。

ガウン着用手順

適切な服装の上に、以下の装備を順番に着用します。

  • ヘアカバー
  • フード
  • シューカバー
  • カバーオール(通称「バニースーツ」)
  • 安全メガネ
  • プラスチック手袋
  • フェイスマスク

まずカバーオールを着用し、次にシューカバー、続いて安全メガネ、手袋、フェイスマスク、最後にフードの順に装着します。

入室・退室のルール

入室・退室はできるだけ速やかに行い、くしゃみや咳、鼻をかむ際はできるだけ静かに、必要なら事前に外に出て対処します。室内に持ち込む物は最小限に抑え、同時に入室できる人数は一人に限定します。外部からの未許可物品は一切持ち込めません。

化学薬品の取り扱い

使用する化学薬品は必ず適切に保管し、使用前に必ずMSDS(安全データシート)を確認します。大量の薬品はクリーンルーム外で管理します。

以下の素材はクリーンルームには不適切です:木パルプ製品、発泡スチロール、粉末、消しゴム、鉛筆、フェルトチップのペン、その他簡単に粉砕・拡散するもの。

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