燃えるペットボトルがもたらす危険とは?
地域や地方の燃焼に関する法律では、プラスチックの燃焼が禁止されています。対象は食品容器、ビニール袋、牛乳・水・炭酸飲料のペットボトルなどです。プラスチックを燃やすと、人や動物の健康、そして環境全体に有害な物質が放出されます。プラスチックは薪ストーブ、暖炉、キャンプファイヤー、ゴミ焼却用の箱に入れてはいけません。
大気汚染
- プラスチックボトルを燃やすと、カドミウムや鉛などの重金属、ベンゼン、ダイオキシン、フラン、ポリ芳香族炭化水素といった有毒化学物質が大気中に放出されます。特にポリ塩化ビニル(PVC)を燃やすと塩酸が発生し、酸性雨の原因になります。カナダ環境法政策研究所(CIELAP)によれば、プラスチック燃焼は有毒汚染物質排出の主要な原因です。
植物・土壌・水質汚染
- 燃焼で放出された有害物質は大気中を漂い、最終的に植物、土壌、表層水、地下水に蓄積します。野外での燃焼は農地に近い地域で行われることが多く、作物に汚染物質が吸収される危険があります。ごみを樽や山に投げ込んで燃やす野焼きは、専門の焼却施設のような排出管理がないため、はるかに多くの化学毒素や微粒子が放出されます。
ダイオキシンとフラン
- ダイオキシンやフランは、特定の製品製造、燃料燃焼、プラスチック廃棄物の燃焼などの副産物として生成されます。中でもTCDDというダイオキシンはヒトの癌と関連していると英国がん研究所が指摘しています。これらは動物組織に蓄積し、ウィスコンシン州自然資源局の報告によれば、鳥類や魚類の死亡率上昇、成長阻害、生殖不全、奇形などの影響が確認されています。
