UVCで水を安全に消毒する手順
はじめに
紫外線は太陽が放つ目に見えない光の一部です。可視光ではなく紫外線領域(UV)が皮膚のやけどや目の障害を引き起こします。主な波長はUVA、UVB、UVCの3つに分類され、波長の長さで区別されます。日焼けの原因となるのはUVBです。一方、UVCは最も強い抗菌作用を持ち、殺菌効果があります。近年では、UVCランプを屋内で人工的な「太陽光」として利用できるようになり、逆浸透(RO)水処理システムと組み合わせて、病原微生物を確実に除去する手段として注目されています。
必要なもの
- UVCランプ(またはUVCスティック型殺菌器)
- 水を入れたボトルや容器
- UVC対応の保護ゴーグル
手順
- UVC殺菌器を用意する。高出力のUVCスティック型殺菌器を購入します。水だけでなく、食品の保存容器やトイレなど微生物が繁殖しやすい場所の除菌にも使用できるモデルがあります。代表的なメーカーはVeriluxです。
- 保護ゴーグルを装着する。UVC波長を遮断できるゴーグルを必ず着用し、使用中は目を守ります。
- ランプを水面に向けて照射する。UVCランプを容器に平行に持ち、十分な時間照射して微生物を死滅させます。必要な照射エネルギーは微生物の種類によって異なります(参考文献1をご参照)。
- 密封して保存する。消毒が完了した水は容器の蓋をしっかり閉め、再汚染を防ぎます。
- 大量の水を処理したい場合。家庭の給水システムにUVC殺菌装置を組み込みたいときは、近くの逆浸透水処理専門業者に相談してください。
Reference: Hygienitech.com(微生物ごとの殺菌エネルギーデータ)
