水素を安全に保存するためのホウ酸塩利用法
概要
ナトリウムホウホウ化物(NaBH₄)は自然界に存在し、適切に処理すれば水素を安全に生成できる化合物です。水と混合し熱エネルギーを加えることで、触媒作用が働き、水素が放出されます。反応後は水素とともにナトリウムテトラボレート(NaBO₂)が生成され、保存媒体として有用です。
必要なもの
- NaBH₄ 2モル
- 水 2モル(約36 g)
- 熱エネルギー 300 kJ(例:加熱装置)
手順
- 耐熱容器に NaBH₄ 2モルと水 2モルを入れ、均一に混合します。
- 容器を加熱し、約300 kJ の熱エネルギーを供給します。これが反応の触媒となります。
- 加熱が進むと、次の反応が起こります。
2 NaBH₄ + 2 H₂O → 4 H₂ + NaBO₂
結果として 4 モルの水素ガスとナトリウムテトラボレートが生成されます。
