原因

疥癬は長さ約0.4mmのダニ(ヒゼンダニ)が皮膚に寄生して起こります。ダニは直接接触で感染し、特に生殖器部位では相手の性器との接触が主な経路です。雌ダニは1回に10〜25個の卵を産み、数日で孵化します。

治療法

生殖器疥癬の第一選択は、パーメトリン5%クリームやマラチオン含有ローションなどの市販薬です。これらはダニを殺す効果があります。使用後7日目に再度同じ薬を塗布すると、残存ダニを確実に除去できます。治療中は性行為を控えてください。

症状が重い場合や市販薬が効果を示さないときは、医師の処方によるイベルメクチン経口投与が選択肢となります。

かゆみの対処

ダニ駆除薬だけでは痒みが残ることがあります。痒みが強い部位にはステロイド外用薬を、全身的なかゆみには抗ヒスタミン薬(内服)を併用すると緩和できます。

治癒までの期間

治療開始後、痒みや発疹が完全に消えるまでに最大で3週間かかることがあります。薬の塗布が不十分だったり、再感染を防げない性行為が続くと、回復が遅れることがあります。

注意点

治療後2〜3週間経っても痒みや発疹が続く場合は、医師に相談してください。追加の薬剤や別の治療法が必要になることがあります。