フードスタンプ(食料支援)の受給条件
現在の厳しい状況下で、生活が困難な個人や家族は、フードスタンプ(食料支援)プログラムを通じて健康的な食料を購入するための連邦政府の支援を受けられる場合があります。受給者は、ATMカードに似た政府発行のカードを使って、指定された食品をスーパーマーケットで購入できます。フードスタンプの支援を受けるには、以下の条件を満たす必要があります。
資産(リソース)
受給申請者は、限られた資産しか持っていないことが条件です。たとえば、銀行口座の残高が約2,000ドル未満であることが求められます。世帯の構成員に60歳以上の高齢者がいる場合は、上限が1,000ドル増えることがあります。自動車も資産としてカウントされますが、価値や使用目的に応じて条件が異なります。
所得
所得は受給資格の重要な基準です。世帯全体の総所得(総収入)と手取り所得(純収入)の両方が考慮されます。たとえば、1人世帯の場合、月額総所得が1,200ドル未満であることが目安です。世帯人数が増えるごとに許容できる所得上限も上がります。2人世帯は約1,600ドル、3人世帯は約2,000ドルというように設定されています。
控除(減額対象)
一定の支出は所得から差し引くことができ、受給資格を満たしやすくなります。子どもの養育費や、高齢者・障害者の医療費などが対象となります。
就業状況
政府は「ABAWD(依存者のいない働き盛りの成人)」という概念を設けています。この対象者は、受給資格に特別な条件が課せられ、職業訓練プログラムへの参加や受給期間の制限が求められます。
高齢者・障害者
高齢者や障害者には例外が認められています。60歳以上の高齢者や、盲目・障害退役軍人(またはその遺族)など、政府が認定した障害を持つ人は、州によっては緩和された基準で受給できる場合があります。
移民
移民も連邦基準を満たせば受給可能です。たとえば、米国内に5年以上居住していることが条件となります。また、移民の子どもも受給対象となります。
差別禁止
受給申請においては、差別禁止の原則が適用されます。人種、信条、肌の色、性別、婚姻状況などに基づく差別は法律で禁じられています。
