血圧の基礎知識と健康への影響

心臓は血液を全身に送り出すポンプとして働きます。血液が動脈・静脈・毛細血管を流れる際に受ける圧力が血圧です。心拍時に最高になる圧力を収縮期血圧(シストリック)、心拍間の安静時に下がる圧力を拡張期血圧(ダイアストリック)と呼びます。血圧が高すぎても低すぎても、さまざまな健康障害の原因・結果となります。

測定方法

血圧は「115/85」のように、上の数値が収縮期血圧、下の数値が拡張期血圧です。例の 115/85 は、心拍時の圧力が 115 mmHg、安静時の圧力が 85 mmHg であることを示します。両方の数値の組み合わせが健康評価の鍵となります。

正常血圧

一般的に正常とされる血圧は 120/80 mmHg ですが、個人差があり 110/75 から 130/85 の範囲も許容されます。

高血圧(ハイパーテンション)

収縮期血圧が 140 mmHg 以上、または拡張期血圧が 90 mmHg 以上の場合を高血圧と診断します。血圧が正常範囲内でも、降圧薬を服用している人は高血圧患者として扱われます。

誤解と真実

貧血(ヘモグロビン不足)と高血圧は同時に起こり得ます。特に月経中の女性は、貧血と高血圧を併せ持つケースが多いです。

低血圧(ヒポテンション)

低血圧自体は必ずしも危険ではなく、90/60 mmHg 程度でも健康に問題ない人は多数います。ただし、めまいや慢性的な疲労感が伴う場合は、他の疾患のサインである可能性があります。

リスク要因

米国では約 4 人に 1 人が高血圧で、年齢とともに血圧は上昇しやすくなります。特にアフリカ系アメリカ人は他の人種に比べ高血圧の罹患率が高いことが知られています。

DASH食事法

DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)は、血圧コントロールを目的とした食事法です。果物・野菜・低脂肪乳製品を中心に、飽和脂肪酸・コレステロール・塩分を控えることで、血圧が最大で 11 mmHg 低下することが研究で示されています。

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