喫煙によりタールが気管支と肺に付着し、呼吸器系に深刻な障害を引き起こします。シアン化水素は気道粘膜を刺激し咳を誘発、感染症のリスクを高めます。また、タールと煙が肺に長期間残ることで自然な洗浄機能が阻害され、肺気腫など慢性呼吸器疾患の発症リスクが増大します。

心臓

喫煙は血圧を上昇させ、心臓への負荷が増加します。さらに、煙中の有害物質が血液中の酸素供給を妨げるため、心臓は酸素不足を補うべく余分に働かなければなりません。その結果、心疾患や心筋梗塞のリスクが著しく高まります。

タバコの一酸化炭素は酸素より血液中のヘモグロビンと結合しやすく、脳への酸素供給が阻害されます。これにより認知機能低下や脳卒中のリスクが増加します。

喉・食道

喫煙によるタールが喉や食道の粘膜に付着し、食道がんや喉頭がんの発症リスクを高めます。

胃・腹部

喫煙は胃酸分泌を刺激し、慢性的な胸やけや潰瘍を引き起こしやすくします。また、膵臓がんのリスクも上昇することが報告されています。