フルボディハーネスの正しい装着と脱着手順

フルボディハーネスを正しく装着(ドン)すれば、落下時の衝撃を全身に分散させ、重傷や死亡を防げます。高所作業で使用される安全ハーネスは、ロープに接続された安全ラインシステムと組み合わせて、落下時の衝撃を最小限に抑えます。装着が不十分だと、衝撃でバックルが外れ、落下の危険が生じます。正しい脱着(フォードン)手順を守ることで、次の使用者がスムーズに装着できるようになります。

装着手順

  1. 金属製のDリング(ロープを取り付ける部分)を握り、ハーネスを持ち上げます。

  2. Dリングを持ったままハーネスを軽く揺らし、ストラップが自然に下に落ちるのを確認します。

  3. 使用していない状態でバックルが閉じている脚ベルト、胸ベルト、ウエストベルトがあれば、すべて外します。

  4. 肩ベルトを肩にかけます。Dリングが背中の肩甲骨間に位置すれば正しい位置です。

  5. 脚ベルトを左右の脚に通し、ベルトの背面部分を脚の間に通して前側でバックルを留めます。

  6. ハーネスにウエストベルトがある場合は、これも締めます。

  7. 胸ベルトをバックルで留め、肩ベルトがずれないようにしっかりと引き締めます。

  8. 残りのすべてのバックルを、動きに支障がない程度の適度な締め具合になるまで調整します。余ったストラップは各ベルトにある「ループキーパー」スロットに通して整理します。

脱着手順

  1. 脚ベルトを緩め、順に外します。最後に胸ベルトだけを残し、これを外したらハーネス全体を肩から滑らせます。

  2. 脱いだ後は、バックルが絡まらないように再度締め直しておきます。

  3. ハーネスを掛けて保管し、次の使用者がすぐに装着できる状態にします。

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