OSHAの空気圧工具に関する安全基準

米国労働安全衛生局(OSHA)は「安全で健康的な労働環境を確保する」ことを使命とし、空気圧式工具に関する基準を設定・施行しています。以下では、主な規制内容と安全な使用手順を解説します。

工具の規制

OSHAは米国連邦規則集(29 CFR)に基づき、手工具・電動工具全般の安全基準を定めています。供給者に関わらず、すべての工具は安全な状態で維持し、保護装置が備わっている場合は使用時に必ず装着しなければなりません。

エア圧力

代表例として空気圧式ネイルガンがあります。OSHAは保護具の基準に加え、工具が空気源から切れないように確実に接続することを求めています。また、空気圧式打撃工具には安全クリップを装着し、付属部品が飛散しないようにします。空気圧が100psi(約690kPa)を超えるネイルガンや類似工具は、先端に安全装置を設け、作業面に接触してから速射体が放出されるようにしなければなりません。

エアチップガード

エア圧で清掃する際は、圧縮空気を30psi(約210kPa)以下に減圧し、チップガードや保護眼鏡などの個人保護具を必ず着用してください。エアガンの先端が詰まった場合も同様に30psi以下に制限します。OSHAは1978年に「効果的なチップガード」を、作業者の目や皮膚にチップや粒子が飛散しないようにするすべての方法・装置と定義しました。

安全な作業手順

OSHAは、ホース、バルブ、継手、フィルターなどの定格圧力を超える使用を禁じています。内径が0.5インチ(約12.7mm)以上のホースについては、万一の破裂時に圧力を低減させる安全装置を空気供給元に設置することが義務付けられています。

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