危険物取扱者トレーニングインストラクターの要件

必要なトレーニングの提供

インストラクターは、すべての危険物従業員に対し、次の4つの分野で研修を実施しなければなりません。

  • 一般認識(General Awareness):危険物の定義や取り扱い全般について理解させます。
  • 職務別(Function‑Specific):各従業員の業務に直結する危険物取扱い手順を教えます。
  • 安全(Safety):事故防止と緊急時の対応方法を中心に指導します。
  • セキュリティ認識(Security Awareness):輸送中の脅威を認識し、適切に対処する方法を学ばせます。

さらに、企業のセキュリティ計画に関与する従業員には、セキュリティ目的・手順・組織体制、責任範囲、侵害時の対応を含む「詳細セキュリティ研修」も必要です。これらすべての分野について、パイプライン・危険物安全管理局(PHMSA)の規則に基づき評価(アセスメント)を実施します。

形式・試験・認証

規則は研修のカリキュラム、使用教材、試験の合格要件などを具体的に定めていません。インストラクターは従業員を認定する義務はなく、認定は雇用主の責任です(雇用主とインストラクターが同一の場合を除く)。また、インストラクター自身が指導者訓練や認証を受ける必要もありません。必要な内容が網羅されていれば、自己学習形式でも問題ありません。

資格要件

DOT と PHMSA はインストラクターの認証を義務付けていませんが、以下の資質を推奨しています。

  • 自社の危険物規則に精通していること。
  • 危険物従業員としての実務経験があること。
  • 研修プログラムを企画・管理できる能力があること。
  • 規則改正に常に対応できる姿勢があること。

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