AEDに関するOSHA(米国労働安全衛生局)の要件
OSHAの応急処置基準
OSHAの応急処置基準(29 CFR 1910.151)では、近くに医療施設がない場合、各作業現場に訓練された応急処置担当者と認可された応急処置用具を備えることが求められます。AEDは応急処置キットに含まれない場合でも、キットの近くに明示的に表示された容器で保管する必要があります。
応急処置の書面プログラム
事業者は安全衛生プログラムに応急処置に関する章を設け、従業員が容易に閲覧できる場所や管理部門に掲示しなければなりません。プログラムには、AEDやCPRフェイスシールドなどの緊急機器の設置場所、訓練対象者、設備の種類と保管方法を明記します。
応急処置ステーションと備品保管場所
大規模な工場や建設現場では専用の応急処置室が設けられますが、現場によっては応急処置ステーションやキットだけの場合もあります。各ステーションには、包帯、消毒液、目洗浄液、CPR用マスクなど基本的な備品に加えて、AEDを必ず配置します。
応急処置とAEDの訓練
OSHAは基本的な応急処置、CPR、救命技術の訓練を義務付けており、米国赤十字社の応急処置/CPR講習ではAEDの使用方法も含まれます。全従業員は新規就業前に10時間の安全衛生講習を受け、原則として年1回の更新が必要です。電気設備や閉所、近水域、火災リスクのある現場では、より頻繁に訓練を実施することが推奨されます。
