ラップバンド手術の種類と特徴
ラップバンド手術の対象者
米国国立衛生研究所(NIH)によると、ラップバンド手術の適応は、体格指数(BMI)が40以上の方が基本です。BMIが35〜39で、コレステロール値の上昇や糖尿病などの肥満関連疾患を抱えている場合も手術が検討されます。医師は、過去の体重管理歴や減量に失敗した原因も把握したいと考えます。
ラップバンド手術の概要
ラップバンド手術は、胃の上部にシリコン製のインフレータブルバンドを縫い付け、胃の容量を減らすことで食事量を制限します。手術は腹腔鏡下で行われ、バンドは皮下に埋め込まれたポートに接続されます。手術後は定期的に診察を受け、ポートに生理食塩水を注入してバンドの締め付け具合を調整します。
ラップバンドの種類
米国では主に2種類のバンドが使用されています。
- 「ラップバンド」システム:公式サイト(www.lapband.com)によれば、45万人以上がこのバンドを選択しています。
- 「リアライズ」バンド:公式サイト(www.realize.com)によれば、約10万人がこちらを選んでいます。
回復期間と体重減少
手術後最初の2週間は液体食が推奨されます。その後、徐々に固形食へと移行します。最初のバンド調整が行われた頃から体重減少が見られ、平均で約6週間の回復期間を経て調整が可能になるとされています(Consumer Guide to Bariatric Surgery)。
手術後の食事
バンド手術後の食事量は個人差がありますが、多くの患者は1回の食事で約1/4カップ〜1カップ程度しか摂取できません。また、食事中の飲料摂取は吐き気や嘔吐を招く恐れがあるため、医師から控えるよう指示されることがあります。さらに、個々の健康目標に合わせた栄養指導や運動プログラムが提案されることもあります。
