脊柱の先天性欠損で袋状膜が形成される医学用語は何ですか?
脊髄髄膜嚢腫(メニンゴミロセル)とは
脊柱の先天性欠損に伴い、袋状の膜が形成される疾患は「脊髄髄膜嚢腫(メニンゴミロセル)」です。これは神経管閉鎖障害の一つで、胎児の発育過程で神経管(脳と脊髄の前駆体)が正常に閉じないことが原因です。
発生機序
神経管が閉鎖しないと、脊髄とその保護膜(髄膜)が背部の開口部を通じて外部に突出し、嚢状の膨らみ(嚢)を形成します。
主な症状と合併症
- 部位や欠損の程度に応じた麻痺や感覚障害
- 排尿・排便障害(失禁)
- 脳や脊髄の損傷に伴う知的障害や発達遅延
診断と治療の概略
出生時や超音波検査で確認され、外科的修復が主な治療法です。早期の手術とリハビリテーションが予後改善に重要です。
