白内障とは何か?
白内障とは
白内障は、目の天然レンズが濁る状態です。レンズは虹彩の後ろにある透明で柔軟な構造で、光を網膜に焦点合わせる役割を担っています。
白内障の主な原因
- 加齢:加齢に伴いレンズを構成するタンパク質が分解・凝集し、濁りが生じます。
- 外傷:目への外傷でも白内障が発症します。
- 基礎疾患:糖尿病や高血圧などの疾患はリスクを高めます。
- 薬剤:ステロイドなど一部の薬が原因になることがあります。
- 放射線:X線や放射線治療など高線量の放射線曝露もリスク要因です。
症状
進行度により症状は異なりますが、初期段階では以下のような症状が現れます。
- 視界がぼやける・濁る
- 二重に見える
- 光源の周囲にまぶしさやハローが出る
- 暗所での視力低下
症状が進むと視力低下が顕著になり、日常生活に支障をきたすことがあります。疑いがある場合は眼科医の受診をおすすめします。
治療法
白内障の根本的な治療は手術です。手術では濁ったレンズを除去し、人工レンズ(眼内レンズ)に置換します。ほとんどが日帰りで行われ、視力が大幅に改善されます。
手術に伴う稀な合併症として、感染、出血、腫脹、網膜剥離、緑内障などがありますが、発生率は低いです。
予防と生活習慣
完全に予防する方法はありませんが、リスクを低減できる生活習慣があります。
- バランスの取れた食事:果物・野菜・全粒穀物を中心に摂取する。
- 適度な運動:全身の健康を保ち、白内障リスクを下げる。
- 適正体重の維持:肥満はリスクを高めます。
- 禁煙:喫煙は眼にダメージを与えます。
- 飲酒は控えめに:過度の飲酒はリスク増加につながります。
- 紫外線対策:UVカットのサングラスで目を守る。
白内障について不安がある場合は、眼科医に相談しましょう。
