胃バンド手術の副作用とリスク
胃バンド手術は、胃を二つのポーチに分けることで、食事量を大幅に制限し、満腹感を得やすくする減量手術です。バンドで作られた新しい小さな胃は約2杯分(約30 ml)の食べ物しか入れられず、少量で満腹感が得られます。
バンド自体の副作用
- バンドはシリコン製で、素材自体に特別な副作用は報告されていません。ただし、時間とともに摩耗し交換が必要になることがあります。
小さくなった胃に起こる副作用
- 手術直後に大量の食事を取ろうとすると嘔吐が起こります。これは意図された反応ですが、少量の食事に慣れるまで不快感やストレスを感じることがあります。食事量を減らさずに続けると胃が再び拡張し、バンドの効果が低下します。
感染リスク
- バンドと胃本体をつなぐチューブやポートが感染することがあります。感染した場合は抗生物質で治療しますが、薬剤耐性がある場合はバンドの除去手術が必要になることがあります。
バンドに起因するその他の副作用
- 出血性潰瘍や胆石が発生することがあります。また、稀に胃液が腹腔内に漏れ出し、重篤な腹膜炎を引き起こすことがあります。
手術全般に伴うリスク
- 全身麻酔や手術に伴うリスクとして、血栓症や脳卒中があります。特に肥満患者ではリスクが高まります。バンドがずれたり、侵食(エロージョン)して胃が再拡大することもあり、その際は調整や再手術が必要です。
