胃スリーブ切除(VSG)とは?手術の概要と流れ
胃スリーブ切除(VSG)とは
胃スリーブ切除(スリーブ胃切除、縦方向スリーブ胃切除)は、胃の約75%を切除し、細長いスリーブ状に残す減量手術です。食事量が制限され、空腹感を促すホルモンの産生も減少するため、体重減少が期待できます。
手術の主な流れ
- 術前準備
手術前に詳細な医学的評価や検査、専門医とのカウンセリングを行い、適応可否を判断します。 - 麻酔
全身麻酔下で行い、手術中の痛みや不快感を防ぎます。 - 手術手順
腹腔鏡アプローチ:小さな切開を数か所入れ、腹腔鏡と特殊器具で手術を実施します。
胃切除:大弯側の大部分を切除し、縦方向の細いスリーブを残します。
縫合(ステープル):残った胃を縦に縫合し、スリーブ形状に固定します。 - 術後管理
手術後は数日間入院し、経口流動食や痛み管理を行いながら回復を見守ります。 - 食事指導
術後は液体食から始め、徐々に固形食へ移行する厳格な食事プランを守ります。これにより創部の治癒と合併症予防が図られます。 - 長期フォローアップ
定期的に外科チームと面談し、体重変化や栄養指導、合併症の有無をチェックします。
胃スリーブ切除は大きな手術であるため、リスクやベネフィット、術後の生活習慣の変化について十分な理解が必要です。適切に取り組めば、著しい体重減少と健康改善、生活の質向上が期待できますが、長期的な食事と生活習慣の管理が不可欠です。
