子宮摘出術後の腫れの対処法
子宮摘出術の概要
子宮摘出術(子宮全摘)は、医師が子宮を取り除く手術です。手術にはいくつかの方法があります。腹部切開による子宮摘出(TAH)は、腹部に大きな切開を行い子宮を直接取り除きます。腹腔鏡下子宮摘出術では、小さな切開を数か所作り、内視鏡と器具で子宮を摘出します。腹腔鏡補助経膣式(LAVH)では、腹腔鏡で子宮を小さく切断し、経膣で取り出します。経膣子宮摘出(TVH)は、腹部に切開せず膣から子宮を取り除く方法です。
手術後に腫れが生じることがありますが、適切な対処で症状を和らげられます。以下に具体的な対処法をまとめました。
必要なもの
- 冷却パック
- NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
- 圧迫バンド
対処手順
- 圧迫する
腹部全体を覆う圧迫バンドを装着すると、腫れの軽減と術後の組織移動による不快感の緩和が期待できます。 - 安静にする
腫れは過度の活動が原因になることが多いです。横になって十分に休み、無理に動かさないようにしましょう。 - 冷却する
冷却パックや氷をタオルで包んで腫れた部位に当てます。ただし、皮膚が凍傷にならないように、数分おきに取り外して温める時間を入れましょう。 - 抗炎症薬を使用する
医師が処方したNSAIDsがあれば指示どおりに服用します。処方が無い場合は、医師に相談の上、イブプロフェンやナプロキセンなど市販の薬を使用しても構いません。 - 手術の種類を確認する
子宮摘出に加えて卵巣、子宮頸部、卵管、膀胱や直腸の処置が行われた場合、腫れの原因が他の部位にあることがあります。 - 医師に連絡する
腫れが急激に広がる、痛みが強い、発熱があるなど異常を感じたらすぐに医師へ連絡しましょう。早めの受診で合併症を防げます。
