両側膝関節置換術後に関節可動域を広げるエクササイズは?
術後の関節可動域を広げるエクササイズ
両膝の人工関節置換手術を受けた後は、関節可動域(ROM)を回復させ、膝の動きをスムーズにするためのリハビリが重要です。以下に、医師や理学療法士が推奨するエクササイズを紹介します。実施前に必ず担当の専門家と相談し、個々の回復状況に合わせたプランを作成してください。
1. ストレートレッグレイズ(足をまっすぐ上げる)
- 仰向けに寝て、両脚を伸ばす。
- 片方の脚を膝が完全に伸びるまでゆっくり持ち上げ、もう一方は床に付けたままにする。
- 数秒キープしたら、ゆっくり脚を下ろす。
- 反対側も同様に行う。
- 1日数回、各脚10〜15回を目安に。
2. ハムストリングストレッチ
- 壁や椅子の前に立ち、片足を前に出す。
- 前脚の膝を軽く曲げ、後ろ足のかかとを床につけたままにする。
- お尻を前に押し出すようにして、太ももの裏側に伸びを感じるまで前傾する。
- 20〜30秒キープし、リラックス。反対側も同様に行う。
- 1日数回、各脚5〜10回を目標に。
3. カーフストレッチ(ふくらはぎ伸ばし)
- ステップや縁石に足のつま先だけ乗せ、かかとを下げる姿勢をとる。
- 膝は伸ばしたまま、かかとが下がることでふくらはぎに伸びを感じる。
- 20〜30秒キープし、ゆっくり元に戻す。
- 1日数回、5〜10回繰り返す。
4. 膝屈曲エクササイズ
- 座位または仰向けで、片膝を軽く曲げ足裏を床につける。
- 膝をできるだけ曲げ、完全に屈曲させる。
- 数秒保持したら、ゆっくり足を伸ばす。
- 反対側も同様に実施。
- 各脚10〜15回、1日数回行う。
5. 大腿四頭筋ストレッチ
- 壁や椅子の前に立ち、片足を前に、もう片足を後ろに置く。
- 後ろ足の膝を曲げ、同側の足首を手でつかんでかかとを尻に向かって引く。
- 太ももの前側に伸びを感じたら、20〜30秒キープ。
- 反対側も同様に行い、1日数回、各脚5〜10回実施。
6. 横向きレッグレイズ
- 横向きに寝て、下側の膝を曲げ、上側の脚をまっすぐ伸ばす。
- 上側の脚を体と同じ高さになるまでゆっくり持ち上げ、膝は伸ばしたままキープ。
- 数秒保持後、ゆっくり下ろす。
- 反対側も同様に行う。
- 各脚10〜15回、1日数回実施。
※必ず術後のリハビリは担当の理学療法士や医師と相談し、個々の回復度合いや注意点に合わせたプログラムを組んでください。
