肥満が米国で深刻な問題となり、長期的な解決策としてラップバンド手術が普及しています。ラップバンドは胃の上部にシリコン製のバンドを装着し、食事摂取量を制限する方法ですが、稀にバンドがずれることがあります。以下に、バンドずれの主な兆候と対処法をまとめました。
逆流(胃食道逆流症)
バンドがずれると上方向に圧迫がかかり、胃酸や食べ物が食道に逆流しやすくなります。慢性的な胸焼けや逆流感が続く場合、食道炎や最悪の場合は食道がんのリスクが高まります。
吐き気
バンドの位置異常により胃ポーチが圧迫され、食べ物がスムーズに通過できなくなると、持続的な吐き気が現れます。吐き気は間欠的にも、継続的にも現れ、しばしば嘔吐や唾液の過剰分泌を伴います。
嘔吐
食後すぐに激しい嘔吐が起きることがあります。バンドがずれ胃ポーチが小さくなるか、食道が胃ポーチに入り込むことで嘔吐が頻発します。重症例では手術によりバンドの位置調整や除去が必要です。
食事困難
通常の量の食事が摂れず、膨満感や不快感、胸焼け、吐き気、嘔吐が同時に起こります。これらはバンドずれを示す重要なサインです。
