乳房全摘出術の準備方法
手術の概要
全乳房切除術(全摘出)は、乳房全体を切除する手術です。主な適応は乳がんで、がんの進行度や部位に応じて乳頭・乳輪も一緒に除去されることがあります。以下では、全摘出術に備えるための具体的な準備手順をご紹介します。
手術前の準備ステップ
ステップ 1: 総合的な健康チェックを受ける
担当医に診察してもらい、全身状態を確認します。手術回復を妨げる潜在的な疾患がないかを確かめることが重要です。
ステップ 2: 必要な検査を受ける
血液検査、尿検査、心電図(ECG)などが実施されます。感染症や内臓の異常、心臓の不整脈など、手術リスクを高める要因を事前に把握します。
ステップ 3: 麻酔について質問する
麻酔科医に手術中の麻酔方法や、稀に起こり得る覚醒の可能性について確認しましょう。安心して手術を受けられるよう、疑問点は全て解消しておきます。
ステップ 4: 服用中の薬やサプリを伝える
処方薬、OTC薬、ハーブサプリなど、現在摂取しているものはすべて医師と麻酔科医に報告します。出血リスクを高めるものは手術前に中止が指示されます。
ステップ 5: 断食を守る
手術開始前の8時間以上は飲食を控えます。空腹状態にすることで、手術中の胃内容物の逆流・誤嚥リスクを低減します。
ステップ 6: 抗菌石鹸で入浴する
手術前夜に抗菌石鹸で入浴し、皮膚表面の細菌をできるだけ減らします。これにより術後感染予防につながります。
ステップ 7: 同意書を熟読する
手術同意書の内容をしっかり確認し、手術部位(右乳房・左乳房)や手術名(例:全乳房切除術)が正しく記載されているかチェックします。
ステップ 8: 退院後のサポート体制を整える
自宅での介護や家事を手伝ってくれる人を事前に決めておきます。回復期間中は荷重制限や動作制限があるため、特に小さなお子さんがいる家庭ではサポートが不可欠です。
