前庭摘出術とは?目的・手術の流れ・リスクと回復について

前庭摘出術とは

前庭摘出術(vestibulectomy)は、膣の入口である前庭(ヴェスティビュール)を外科的に除去する手術です。主に先天性膣欠損(膣形成不全)や、膣がん・前庭部の腫瘍などの治療、または解剖学的異常の矯正を目的として行われます。

適応症

・先天性膣欠損(膣形成不全)
・前庭部のがんや悪性腫瘍
・前庭の先天的・後天的な異常(例:過形成、狭窄)

手術の流れ

1. 患者は局所麻酔または全身麻酔下で手術台に横たわります。
2. 膣口周囲の皮膚に切開を入れ、前庭組織を慎重に切除します。必要に応じて、病変が広がっている周辺組織も併せて除去します。
3. 切除後、出血を止め、創部は吸収性縫合糸で閉じます。

術後の回復と入院

前庭摘出術は多くの場合、日帰り手術として実施されます。手術後数時間の観察を行い、問題がなければその日のうちに自宅へ帰宅できます。回復期間は個人差がありますが、軽度の痛みや腫れが数日続くことが一般的で、数日以内に日常生活へ戻ることが可能です。

主なリスクと合併症

・出血
・感染症
・瘢痕形成(過度の瘢痕や癒着)
・感覚変化や性的機能障害(まれに起こります)
手術前に医師とリスクについて十分に相談し、適切な術後ケアを行うことが重要です。

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