子宮掻爬術(D&C)で子宮や腸が穿孔することはありますか?
子宮掻爬術(D&C)における子宮穿孔・腸損傷のリスク
子宮掻爬術(D&C)は多くの場合安全に実施できますが、稀に子宮穿孔や腸損傷が起こることがあります。子宮穿孔の発生率は約0.1%~0.5%、腸損傷は0.1%未満と報告されています。
主な原因
・手技中に過度の力を加える
・子宮奇形(中隔子宮・二角子宮など)がある
・帝王切開や子宮手術の瘢痕組織が残っている
子宮穿孔の症状
・激しい腹痛
・膣からの出血
・発熱・悪寒
・吐き気・嘔吐
腸損傷の症状
・腹痛
・吐き気・嘔吐
・下痢や直腸出血
・発熱・悪寒
対処と治療
上記の症状がD&C後に現れた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。治療は外科手術、抗生物質投与、必要に応じた輸血などが行われます。
事前の注意点
子宮奇形や過去の子宮手術歴がある場合は、手術前に必ず医師へ伝えてリスクを評価してもらいましょう。
まとめ
概ね安全な手技ですが、子宮穿孔や腸損傷といった稀な合併症が存在します。リスクを理解し、疑わしい症状が出た際は早期に受診することが重要です。
