ハートバイパス手術について
リスク
- 心臓バイパス手術には死亡リスクを含むさまざまな合併症がありますが、ほとんどは稀です。主なリスクとしては、心拍リズム異常、胸部や創部の感染、心膜切開後症候群(胸痛・微熱)、呼吸障害、出血、血栓、心筋梗塞、脳卒中などが挙げられます。
手術前の準備
- 手術が決まったら、医師の指示のもと抗凝固薬の服用を中止します。喫煙は麻酔合併症のリスクを高めるため、禁煙が推奨されます。また、動脈閉塞リスクを低減するために、バランスの取れた心臓に優しい食事を開始するよう指導されます。
手術の流れ
- 全身麻酔下で手術が行われます。外科医は通常、脚の健康な血管を採取し、閉塞した冠動脈に代わる新たな血流経路を作ります。手術中に心肺バイパス装置を使用することがありますが、近年は装置を使わない手術も増えています。
入院期間
- 手術後は回復室または心血管集中治療室で12〜24時間の厳重なモニタリングが行われます。その後、通常病室に移り、最低5〜7日間入院します。血圧・心拍数・創部の状態を継続的に観察し、退院後の生活指導や軽度のリハビリテーションが開始されます。
退院後の自宅でのケア
- 退院後も完全回復には6〜8週間かかります。心臓リハビリテーションプログラムに参加し、運動、食事、ストレス管理などを学びながら徐々に日常生活へ戻ります。
