心肺バイパス装置で使用されるポンプの種類とは

心肺バイパス装置に使用されるポンプの概要

心肺バイパス(CPB)装置は、心臓と肺の機能が一時的に代替される手術中に、血液の循環と酸素化を維持するために特別なポンプを用います。

1. 遠心ポンプ(Centrifugal Pump)

  • 高い流量と圧力変動への対応力から、遠心ポンプは広く採用されています。
  • 回転インペラがハウジング内で遠心力を生み、血液を外側へ押し出します。
  • 連続的な血流を提供し、長時間の手術に適しています。

2. ローラーポンプ(Roller Pump)

  • オクルーシブポンプとも呼ばれ、柔軟なチューブを回転ローラーで圧迫し血液を前進させます。
  • 血流量の細かな制御が可能で、脈動血流(心拍に近い)を必要とする場合に好まれます。

遠心ポンプとローラーポンプはどちらも血球への損傷を最小限に抑え、手術中の十分な循環を確保するよう設計されています。ポンプの選択は、患者の状態、手術の要件、外科医の好みなどに基づいて決定されます。

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