腹部形成手術(タミータック)のリスクと対策
お腹を引き締める腹部形成手術(タミータック)は、余分な皮膚と脂肪を除去し、腹筋を引き締める大きな手術です。術後はスリムな腹部が得られ、傷跡は水着や下着のライン以下に収まりますが、すべての外科手術と同様にリスクがあります。経験豊富な形成外科医に相談し、適切な術前・術後管理を行うことが重要です。
血清腫(セローマ)
血清腫は手術部位の皮膚下に液体がたまる状態です。発生した場合、医師が針で何度も排液する必要があります。リスクを減らすため、手術中にドレーンを設置し、余分な液体を排出します。
感染症
大きな手術全般に共通するリスクです。術後の創部を適切にケアすれば感染リスクは低減できます。絆創膏を交換する際は手袋を着用し、手指を洗浄し、赤み・腫れ・膿などの感染兆候を確認しましょう。
瘢痕(傷跡)
手術部位に瘢痕が残ることがあります。肥厚性瘢痕は赤く厚く盛り上がります。ケロイドは不規則な形状でピンクや紫色、硬く表面が平滑です。家族にケロイドの既往がある場合は医師に伝え、対策を相談してください。
皮膚壊死
皮膚壊死は皮膚組織が死んでしまう状態で、感染後や喫煙者に起こりやすいです。壊死が起きた場合は外科的に壊死組織を除去します。
血栓症
手術後は長時間の安静により血栓ができやすくなります。早期に軽い運動や歩行を行い、血流を促進することでリスクを下げられます。
感覚麻痺(しびれ)
切開部周辺のしびれは手術で皮膚や神経が一部切除・移動されるため起こります。しびれは一時的なこともあれば、永続することもあります。
