軽度の回転筋腱板炎とは何か

概要

軽度の回転筋腱板炎(肩インピンジメントとも呼ばれます)は、肩関節を動かし安定させる回転筋群の腱が炎症を起こすことで生じる一般的な疾患です。肩の前部・側部・後部に痛みが現れます。

症状

  • 肩の前側、側面、または背部の疼痛
  • 頭上に腕を上げる動作(物を取る・持ち上げる・投げる)で痛みが増強
  • 夜間に鈍い痛みが続く
  • 肩の筋力低下
  • 肩関節内でのクリック音やこすれる感覚

治療法

軽度の場合は保存的治療で多くの症例が改善します。

  • 肩の休息(過度の使用を避ける)
  • 氷冷(15~20分を1日数回)
  • 市販の鎮痛・抗炎症薬(イブプロフェン、ナプロキセンなど)
  • 理学療法:回転筋群の強化と可動域の回復を目的としたエクササイズ
  • 炎症が強い場合はステロイド注射を検討

予後

適切な保存的治療を行えば多くの患者が症状の改善を得られます。症状が長期間改善しない場合や重度になると、外科的処置(関節鏡手術など)が必要になることがあります。

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