肩手術後の瘢痕組織を伸ばすストレッチ方法

リハビリテーションの目標

肩手術後のリハビリテーションは、主に3つの目的があります。まず、関節の適切な可動域を取り戻すこと。次に、基本的な動作を通じて肩の筋力を回復し、正常な動きのパターンを再構築します。最後に、ストレッチを行うことで将来の肩部障害の予防につながります。医師の指示があるまで、症状が軽減したと感じても、リハビリプログラムを続けてください。

ストレッチ方法

1. 肩回しストレッチ

タオルやほうきの柄など、長さのあるものを両手で握り、肘は伸ばしたまま横幅を広げて持ちます。体の前で開始し、腕をゆっくりと弧を描くように天井へ上げ、肘はまっすぐに保ちます。頭上で腕が完全に伸びたら、同じ弧をたどりながら背後へ下ろします。動作をゆっくりと逆に戻し、10〜15回繰り返します。肩に痛みがなくなったら、握り幅を少し狭めて負荷を上げ、可動域をさらに広げましょう。

2. 壁を使ったストレッチ

壁から約15〜30センチ離れ、肩の高さくらいに指先を軽く当てます。指先だけで壁を「登る」ようにゆっくりと上げ、腕が伸びきるか、肩に軽い不快感が出るまで続けます。最上部で5〜10秒キープし、ゆっくりと降ろします。これを2〜3セット行い、セットごとに少し高く登れるよう目指しましょう。

3. 仰向けでのストレッチ

仰向けに寝て膝を約45度に曲げ、指先を組みます。腕はできるだけ伸ばしたまま頭上へ持ち上げ、床に手のひらが触れるまで上げます。5〜10秒キープしたらゆっくりと戻す動作を3〜4回繰り返します。この姿勢は可動域を広げ、瘢痕組織の形成を防ぐのに効果的です。

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