胆嚢除去手術のリスクは何ですか?
胆嚢は腹部右上部に位置する小さな梨形の嚢で、肝臓から分泌された胆汁を貯蔵する役割があります。米国消化器・内視鏡外科学会によれば、胆嚢摘出術は米国内で最も一般的に行われる外科手術のひとつです。
手術リスク
- 全身麻酔や手術自体に伴うリスク(血栓、肺炎、感染症など)が存在します。
合併症
- 手術中に他臓器が穿孔するリスクや、胆汁漏れが起こることがあります。どちらも稀ですが、発生した場合は追加の管理が必要です。
- 胆嚢に近い総胆管が損傷することはまれですが、重大な合併症であり再手術が必要になることがあります。
感染症
- 米外科医会のデータでは、胆嚢摘出術後の感染率は約千人に1人です。腹腔鏡手術(小さな切開4箇所)では開腹手術に比べ感染率が低くなります。
麻酔関連の問題
- 全身麻酔中の気管挿管により、肺に細菌が侵入し肺炎を引き起こすことがあります。
胆石の残存
- 胆嚢を摘出した後でも、胆管内に胆石が残ることがあります。残石は痛みや胆汁の流れ障害を引き起こし、追加治療が必要になる場合があります。
