カエル解剖の手順とポイント

解剖前の準備

カエルを解剖する前に、何を見るかイメージしておくと失血や臓器の損傷を防げます。必要なものは、手術用手袋、保護メガネ、エプロン、解剖台、メスやハサミなどの切断工具、ピン止め用のくぎ、そして解剖対象のカエルです。

皮膚の切開

カエルを仰向けに置き、四肢を広げてピンで固定します。まず首のリンパ節付近、顎のすぐ下で水平に切り、次に腹部の脚の上部で横切りを入れます。最後に両切開部を腹部の中央で垂直に結び、皮膚と筋肉をピンで押さえながら内部を観察できるようにします。

内部臓器の観察

切開後に見える主な臓器は以下の通りです。

  • 心臓:体の中心に位置。
  • 肝臓:心臓の後方にある茶色い領域。
  • 胆嚢:肝臓の葉間にある小さな緑色の球体。
  • 胃:白く曲がった形状で、前方に位置。
  • 腸:胃の前に巻きつくように見える。
  • 膵臓:胃と小腸の間にある白い細い組織。
  • 脂肪体:心臓・胃・肝臓の周囲に黄色く見える。
  • 脾臓:胆嚢に似た外観で、胃の下方に位置。
  • 腎臓:背側にあり、他の臓器を押しのけると見える。
  • 肺:小さく肝臓の近くにあり、臓器に隠れている。

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