腹腔鏡下シグモイド結腸切除術の適応とメリット
腹腔鏡下シグモイド結腸切除術は、結腸のシグモイド部(S状結腸)を取り除くための腹腔鏡手術です。大きな切開を行う代わりに、腹部に数か所の小さな切開を作り、細いカメラと専用器具で内部を確認しながら手術を進めます。
シグモイド結腸がん
シグモイド部にがんができた場合、がんがん部位の結腸を切除します。がんが転移している場合は、術後に化学療法が必要になることがあります。
憩室症
憩室症は、結腸の内膜が壁を突き抜けて袋状に膨らむ状態です。腹痛、膨満感、ガス、便秘などの症状が現れ、重症例ではシグモイド結腸を外科的に除去することがあります。
腸閉塞
腸閉塞は、腸のねじれ、異物誤飲、ヘルニア、瘢痕組織、腫瘍、嚢胞など様々な原因で起こります。原因によっては、結腸の一部を切除して解消します。
外傷
重度の外傷によりシグモイド結腸が損傷することがあります。損傷が軽度であれば修復可能ですが、重度の場合は損傷部位を切除せざるを得ません。
腹腔鏡手術を選ぶ理由
腹腔鏡手術は開腹手術に比べて回復が早く、合併症リスクが低いという利点があります。ただし、瘢痕組織やその他の条件により腹腔鏡手術が不適切なケースもあります。
