胆石除去のための予防策

胆石は胆嚢にできる小さな結晶粒で、時間とともに大きくなり、胆嚢内で移動しながら胆管を塞いで胆汁の排出を妨げます。さらに総胆管を塞いで胆汁が肝臓や膵臓に逆流することもあります。

診断と検査

  • 症状(上腹部の痛み、吐き気、嘔吐、軽度の黄疸など)を医師と共有し、経過を観察します。

    血液・尿検査、超音波検査で胆石のサイズ・数・位置を確認します。ビリルビンや肝酵素の上昇が胆石性疝痛の有無を示します。

胆石の治療法

  • 最も一般的で推奨されるのは腹腔鏡下胆嚢摘出術です。小さな切開で胆嚢にアクセスし、胆石を除去します。

    手術がリスクになる場合は、体外衝撃波結石破砕(ESWL)や胆汁酸製剤による溶解療法が検討されます。

手術前の準備と注意点

  • 手術前日は夜中0時以降は飲食禁止(糖尿病患者は医師と相談)。手術当日は水少量で薬を服用できる場合がありますが、基本的に飲食は控えます。

    アスピリン、サリチル酸塩、NSAIDsは手術前2日間は中止し、再開は医師の指示を待ちます。ワルファリン等の抗凝固薬は必ず医師と相談してください。

    手術後は自宅へ帰るまでに同行者が必要です。通常は日帰り手術ですが、合併症や胆嚢全摘が必要な場合は入院が1〜2日になることがあります。

手術後のケア

  • 術後は腹部や肩に痛みが生じ、24〜72時間、場合によっては1週間続くことがあります。麻酔の影響で倦怠感や筋肉痛、傷口の炎症や排液が見られることもあります。

    下痢、食欲不振、吐き気が起こることがありますが、特別な食事制限は必要ありません。脂肪分を控えた食事が下痢や膨満感の軽減に役立つことがあります。

    術後6週間は重いものを持ち上げないようにし、理学療法士の指導のもと徐々に活動を再開します。仕事復帰は数日から2〜3週間が目安です。

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