肘手術後のリハビリテーション
即時療法
手術直後は炎症と疼痛を抑えつつ、適切な治癒を促すことが目的です。安静が必要ですが、負担をかけない範囲で軽い活動を続けます。医師や理学療法士から指示された軽いストレッチを行い、定期的に氷で冷やすことで腫れと痛みを軽減します。
理学療法
理学療法は肘の機能回復と、手術前の状態へ戻すことを目指します。まずは可動域(ROM)訓練で基本的な動きを取り戻し、次に柔軟性と血流を促すストレッチを行います。これには手首や上腕のストレッチも含まれます。十分な可動域が得られたら、筋力・持久力・協調性・有酸素運動を組み合わせたプログラムに移行します。疼痛の程度に応じて段階を調整し、再損傷を防ぎます。
マッサージ・超音波療法
超音波療法は深部に温熱を与え、血流を増やすことで組織の治癒と柔軟性向上、疼痛軽減に寄与します。マッサージは理学療法の後に行い、炎症部位をほぐして瘢痕組織の形成を抑え、血管新生を促します。また、手技療法として理学療法士が肘関節を優しく回転・牽引・押圧し、関節可動域を改善します。
