鼻甲介カウタリー手術の技術

解剖学

鼻には下鼻甲介・中鼻甲介・上鼻甲介の3つの鼻甲介があります。アレルギーや風邪などで炎症が起きると鼻甲介が肥大し、元に戻らない場合は「鼻甲介肥大」と呼ばれます。薬物療法やステロイド、手術などの治療法がありますが、手術の一つにカウタリー(焼灼)があります。

手術の内部手順

カウタリーは外部から切開せず、すべて鼻腔内で行います。外科医は細い光源付きチューブ(内視鏡)を鼻孔に挿入し、拡大された鼻甲介を確認しながら手術します。

焼灼(カウタリー)

「カウタリー」とは余分な組織を熱で焼き切る手法です。電外科プローブやレーザーを用い、温度は約750〜900℃(1,400〜1,700°F)に達し、肥大した組織を蒸発させます。焼灼に伴う出血は手術リスクの一つであり、回復過程でも見られます。

回復と術後管理

術後の出血や鼻閉が主な懸念です。出血対策として「パッキング」—抗菌剤を含んだガーゼで鼻腔を詰める方法—が行われます。鼻スプレーや薬剤で鼻閉を緩和しますが、鼻が自然に回復するまでには時間が必要です。

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