根治的前立腺全摘出術の概要
根治的前立腺全摘出術は、前立腺がんを根治的に除去するために前立腺と周囲組織を切除する手術です。必要に応じて骨盤リンパ節からも組織を採取します。
麻酔
- 麻酔は全身麻酔と局所麻酔(腰部以下の麻酔)の2通りがあります。患者は完全に睡眠状態にするか、意識は保ったまま下半身を麻酔します。
手術手順
- 腹部のへそから恥骨まで切開し、前立腺にアクセスします。尿道を切開して前立腺を取り除き、取り除いた後は尿道を再び縫合します。また、前立腺は膀胱からも切り離します。
術後の経過
- 根治的前立腺全摘出術後は数日間入院が必要です。手術直後に尿道カテーテルが装着され、術後1日目からは早期離床が推奨されます。
リスク・合併症
- 尿失禁・腸失禁、勃起不全、直腸損傷などが報告されています。
予後
- 手術によりがん細胞はほぼ全て除去され、予後は良好です。ただし、術後は定期的な検査で再発の有無を確認する必要があります。
