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自然に血圧を下げる方法

生活習慣の改善

2006年にJournal of Hypertensionに掲載されたニューカッスル大学の研究では、1998年から開始された6,805名を対象とした105件の血圧研究データを統合分析しました。結果は、定期的な有酸素運動、食事の改善、塩分摂取の制限、さらに魚油のサプリメントを併用した参加者が、収縮期血圧・拡張期血圧ともに有意に低下したことを示しています。つまり、具体的な生活習慣の変更が自然な血圧低下につながります。

DASH食事法と塩分摂取

DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)試験では、412名が対象となり、果物・野菜、全粒穀物、魚・鶏肉、低脂肪乳製品を中心とした食事と、精製糖や赤肉の摂取を抑える食事が提供されました。さらに、1日あたりの食塩摂取量を米国平均の8〜10gから4〜6gに減らすグループも設定されました。

結果、塩分を最も少なくしたグループは食事内容に関わらず血圧が5〜8ポイント低下しました。DASH食事のみを実施した場合でも、収縮期血圧が5〜6ポイント、拡張期血圧が約3ポイント低下しました。食事と塩分制限の両方を行った参加者が最も大きな血圧低下を示しました。

有酸素運動

54件の独立した研究(合計2,419名)を分析したところ、2週間のジョギング、スイミング、ウォーキングなどの有酸素運動に取り組んだ成人の収縮期血圧は平均約4ポイント、拡張期血圧は2.5ポイント以上低下しました。この効果は肥満者・標準体重者、黒人・白人・アジア人といった人種を問わず確認されています。

魚油サプリメント

ハーバード医科大学が31件の臨床試験(合計1,356名)をメタ解析した結果、1日平均5.6gの魚油を摂取した高血圧患者の収縮期血圧は平均3.4ポイント、拡張期血圧は2ポイント低下しました。特に動脈硬化や高コレステロールの患者で効果が顕著でしたが、正常血圧の人には変化が見られませんでした。

研究者は、1日7.7〜9gの魚油摂取で高血圧患者の収縮期血圧が約4ポイント、拡張期血圧が3ポイント低下すると提案しています。

最新の研究成果

カリフォルニア大学デービス校の研究では、前高血圧状態の被験者を8週間にわたり、プラセボ群と300mgのブドウ種子エキスを毎日摂取する群に分けました。

試験終了時、ブドウ種子エキス群の平均血圧は134.1/79.1 mmHgから125.8/73.4 mmHgへと低下したのに対し、プラセボ群は132.8/79.7 mmHgから132.4/82.6 mmHgにとどまりました。

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