乳児の副鼻腔充血に対する自然療法
はじめに
乳児は生後数か月間、鼻だけで呼吸します。副鼻腔が詰まると授乳や睡眠が困難になり、赤ちゃんの生活に大きな支障をきたします。詰まりの主な原因は鼻粘膜の腫れです。腫れを抑えて呼吸を楽にすることが最重要です。米国胸部医学会は、14歳以下の子どもに市販の去痰薬や風邪薬の使用を推奨していません。副作用は中枢神経抑制や血圧変動、過度の眠気など、子どもでは特に強く出やすいためです。
蒸気と温熱療法
鼻粘膜の腫れと粘液の排出を促すために、十分な水分(できれば水、果汁でも可)を与えます。部屋を温かく保ち、加湿も欠かさないようにしましょう。加湿器が最適ですが、子どもの近くに熱湯を入れた鍋を置く(触れない程度に)でも効果があります。湿度が上がると副鼻腔が開きやすくなります。
自然抗菌剤
コロイド銀スプレーは自然抗菌剤として有効で、乳児や子どもの副鼻腔感染に用いられます。ハーブティーやハーブ入り鼻スプレーも粘膜の腫れを和らげます。ビタミンC、ビタミンB群、亜鉛は免疫力を高め、感染に対抗する働きがあります。年齢に応じた適切な用量を守って与えてください。
アレルゲンの除去
タバコの煙、ペットの毛、ほこりなどの環境因子は鼻づまりを悪化させます。長期間続く場合は食事中のアレルゲンもチェックしましょう。乳児が十分に成長している場合は、乳製品の摂取量を減らすか薄めて、鼻汁を軽くします。母乳は水分補給として常に有効です。脱水が疑われるときは、まず水や果汁で補給してください。
自家製シロップのレシピ
副鼻腔の詰まりを和らげるシロップの作り方は次の通りです。
1. フィーバーフィー(大さじ1)とレモン半個(くぎ切り)とフェヌグリークの種小さじ1、タイムの葉小さじ1を、1.5カップの水に30分浸す。
2. ハーブを濾し、レモンの種は必ず除去する。
3. 残りの液体を1カップになるまで煮詰め、そこにハチミツ大さじ2と植物性グリセリン小さじ2を加える。
4. 冷まして密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存する(保存期間は約2か月)。
※2歳未満の子どもにはハチミツは使用しないでください。ボーレン米シロップや大麦シロップ、オーガニックフルーツシロップで代用可能です。
使用目安は体重50ポンド(約23kg)以下の子どもで1回小さじ1を、4時間ごとに与えてください。
