プチグレイン(ペティグレイン)とは?
プチグレインは、主に苦橙(Citrus aurantium)の葉と小枝から蒸留されるエッセンシャルオイルです。同じ樹木からは、花を蒸留したネロリや、果皮をコールドプレスしたビターチオレンジオイルも得られます。色は淡い黄から琥珀色で、粘度は低く、香りはさわやかで緑がかったウッディさとほのかなフルーティーさが特徴です。香水ではトップノートとして使用されます。
アロマテラピー
プチグレインは、体と精神のバランスを整えると評価されています。肌を清潔に保ち、炎症を鎮める効果があり、にきび治療にも用いられます。オイリー肌から乾燥肌まで、あらゆる肌質に適しています。ヴァレリー・アン・ウォーウッドの『フレグラント・ファーマシー』では、顔と首をケアするレシピにプチグレインが多数掲載されています。
自然な抗うつ作用
シトラス系エッセンシャルオイルに共通するように、プチグレインは気分を高揚させる効果が高く評価されています。ウォーウッドは『フレグラント・マインド』で、注意力や記憶力の向上、パフォーマンスの増進、怒りの鎮静、そして不安やうつの緩和にプチグレインを推奨しています。前向きな気持ちに導き、感情の癒しをサポートします。
緊急時のリカバリーレメディ
アロマテラピー専門家のゲルティ・サメルは、職場での集中力を高めるためにアロマランプでプチグレインを使用することを推奨しています。彼女の著書『アロマストッフェ』では、ショック状態や急な緊張時に瓶を開けて香りを嗅ぐと、即座に心が落ち着く「救急レメディ」として紹介されています。
成功と繁栄を呼ぶ香り
ウォーウッドは、起業家向けに香りの微妙な活用法を提案しています。『フレグラント・マインド』の実験では、同じパンフレットを2セット用意し、片方はプチグレインを含む成功・繁栄を象徴するブレンドで香らせます。その結果、香り付きの方が商品に対する関心が高まると報告されています。プチグレインはこのブレンドの重要な成分です。
プチグレイン・パーソナリティ
同書はエッセンシャルオイルと性格タイプの関係を探ります。その中で「プチグレイン・パーソナリティ」は、"自制心があり、能力が高く、動揺しない" と定義され、職場での信頼と責任感が評価されるタイプとされています。小さな配慮で周囲の秩序を保つ役割を担うと説明されています。
