嗅覚と味覚が失われる原因は?
嗅覚・味覚喪失の主な原因
- 副鼻腔炎:副鼻腔が炎症や感染で腫れると、鼻腔が詰まり嗅覚受容体への空気の流れが遮断され、匂いと味が感じにくくなります。
- COVID-19:軽症・中等症の感染者に多く見られる症状で、ウイルスが嗅覚・味覚を支える細胞を一時的に障害します。数か月で回復することが一般的です。
- アレルギー(花粉症など):鼻粘膜が腫れ、空気の通り道が狭くなるため、嗅覚と味覚が低下します。特に花粉が多い季節に顕著です。
- 乾燥した空気:飛行機内や暖房が効いた室内、抗コリン作用のある薬(抗ヒスタミン剤など)による乾燥は、嗅覚受容体を乾燥させ一時的に感覚が鈍ります。
- 頭部外傷:顔や頭部への外傷で嗅神経が損傷すると、嗅覚・味覚が失われます。
- 特定の薬剤:抗生物質、化学療法薬、アスピリンやイブプロフェンなどの抗炎症薬、経口ステロイドなどは副作用として嗅覚・味覚低下を引き起こすことがあります。
- 慢性疾患:糖尿病、HIV/AIDS、その他の神経系疾患は、嗅覚・味覚の低下とともに様々な症状を伴います。
受診の目安
- 症状が1週間以上続く場合
- 日常生活に支障が出るほどの嗅覚・味覚低下がある場合
- 突然の重度な感覚喪失が起きた場合
- 発熱、頭痛、鼻の痛みなど他の症状を伴う場合
