肺に水が入ったらどうなる?排出と対処法を解説

肺に水が入った場合の影響

少量の水が肺に入っても、自然に排出されることはほとんどありません。肺はシンクのように水が流れ出す構造ではなく、数百万個の微小な気嚢(肺胞)で構成されています。肺胞に水が入ると、酸素と二酸化炭素のガス交換が阻害され、呼吸に支障が出ます。

少量の水は体内で吸収される

通常、少量の水分は体内で徐々に吸収されます。吸収に要する時間は数分から数時間と、水の量や個人差によります。

大量の水は溺死の危険

大量の水が肺に入ると、肺が水で満たされ呼吸ができなくなる「溺死」という生命に関わる状態になります。溺死が疑われる場合は、すぐに救急医療を要請し、可能であれば心肺蘇生(CPR)を行って酸素を全身に供給し、生存の可能性を高めます。

CPRは胸部圧迫と人工呼吸を組み合わせた救命処置で、専門的な訓練を受けていなくても基本的な胸部圧迫だけでも有効です。救急隊が到着するまでの時間をできるだけ短くすることが、生存率を上げる鍵となります。

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