いびきを止める中国伝統医療のアプローチ
いびきとは
いびきは、睡眠中に呼吸時に喉や軟口蓋が振動して発生する騒音です。音量や音色はさまざまで、かすかな笛のような音から低いうなる音まであります。
中国医学では、病気の原因は「気候・情緒・食事・疲労」の四つに分類され、これらに応じた治療法が取られます。
西洋医学での主な原因
- アレルギーや鼻炎による鼻詰まり
- 肥大した扁桃腺や鼻中隔の偏位
- 肥満による喉周辺の脂肪蓄積
- アルコールや睡眠薬で喉の筋肉が弛緩
- 肥大した櫛状垂や軟口蓋が呼吸路を振動させる
中国医学は、これら西洋医学で指摘された物理的原因に対して、ハーブや鍼灸などの代替療法でアプローチします。
ハーブ療法
呼吸器系の炎症や粘液を抑えるとされる代表的なハーブは次のとおりです。
- 高麗人参(ジンセン)
- エキナセア
- 菊花(キク)
- にんにく
- しょうがティーに蜂蜜を加えた飲み物(上部呼吸器感染の緩和)
- 陳皮(みかんの皮)―肺の粘液を減少させ、振動音を抑える
鼻鍼(はなはり)
鼻の特定のツボに針を刺す「鼻鍼」は、熱感や鼻詰まりに効果的です。熱性の症状には、冷針(純粋な針刺し)が推奨されます。必ず資格を持つ鍼灸師に施術してもらいましょう。
体重管理による治療
肥満がいびきの根本原因になることがあります。中国医学では、冬瓜(トウガン)や山芋(ヤマイモ)を積極的に摂取し、カロリーを抑えつつ満腹感を得る食事法が提案されています。
例)冬瓜スープの作り方:冬瓜の肉を一口大に切り、水から煮込み、柔らかくなったら塩で味付けして飲むだけ。繊維質が豊富で低カロリーなので、ダイエット効果が期待できます。
