レッドクローバーの副作用と注意点
レッドクローバー(Trifolium pratense)はハーブティーやサプリメントとして広く利用されていますが、自然由来だからといって無害ではありません。以下に主な副作用と注意点をまとめました。
エストロゲン様作用
- レッドクローバーはイソフラボンというフィトエストロゲンを多く含み、エストロゲンと同様の作用を示します。そのため、エストロゲン補充療法やエストロゲンを禁じられる疾患(例:子宮筋腫)を持つ人は症状が悪化する恐れがあります。
子宮内膜過形成
- 長期的にレッドクローバーを摂取すると、子宮内膜の異常増殖(子宮内膜過形成)を引き起こす可能性があります。主な症状は不正出血で、子宮摘出術を受けた女性には該当しません。
抗凝固作用
- クマリン類を含むため血液を希釈する効果があります。血液凝固障害や過去に脳卒中・心疾患の既往がある人は、医師の許可なしに使用すべきではありません。
禁忌・薬物相互作用
- 経口避妊薬、ワルファリン(クマジン)、クマドン、ジャントーベン、アスピリンなどと同時に摂取すると、薬効が低下したり出血リスクが増大します。処方薬や他のハーブを服用中の方は必ず医師に相談してください。
留意点
- 以下の症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診してください。
- 原因不明の膣出血
- 黄疸や暗色尿、右上腹部痛などの肝障害症状
- 皮膚の発疹・かゆみ、喘鳴、呼吸困難、口腔の腫れなどのアレルギー反応
