古代エジプトの治療法
概要
古代エジプトの医師は実践的で、効果が高いと証明された治療法を用いていました。その記録はパピルスに残されており、何世紀にもわたって受け継がれました。現代の西洋社会では、材料の入手が難しいものや感覚的に受け入れがたいものもありますが、各治療法は古代の医療観を垣間見る貴重な手がかりです。
必要なもの
- 古代エジプトの医療免許(象徴的なもの)
- 古代エジプト語の基礎知識
治療手順
軽い創傷には不明な油脂と蜂蜜を塗布し、汚れからの感染を防ぎます。深い傷の場合は、清潔なリネンの帯で縫合します。
やけどの治療は5日間にわたって行います。1日目は黒い泥をリネンで包んで貼り付け、2日目は羊や小牛の糞便を塗布、3日目は油・アカシア樹皮・キャロブ・大麦のペーストを混ぜた軟膏を使用、4日目は蝋・パピルス・アーモンドペーストを混合し、5日目は赤土・キャロブ・銅片・未特定の葉を合わせた混合物を塗ります。
「半頭痛」(片頭痛)に対しては、ナマズの頭蓋骨を揚げて油で煎り、患部に塗布します。この治療法の効果は学者の間で疑問視されています。
風邪の症状には、硫化鉛・蜂蜜・乾燥した香料・不明な植物を等量混ぜた軟膏を作り、患者の鼻に4日間塗り続ける「鼻塗り」療法が行われました。
